エンドルフィン
脳内物質のなかにエンドルフィン類があります。
これは、モルヒネと同じような働きをする物質で、
「脳内麻薬様物質」とも呼ばれています。
例えは、走るのが好きで好きでたまらない人は、雨が降って走れない日などは
うずうずして落ち着かなくなります。
これはエンドルフィンの鎮痛効果がもたらす快感によって、
走ることに「はまって」しまっているからなんです。
長時間走り続けて体が痛みや疲労を感じだすと、
脳内でエンドルフィン類の分泌が増し、痛みを和らげてくれるのです。
そのおかげで走り続けることができます。
そして、さらに「快感」や「恍惚感」を感じ、
いわゆる「ランニングハイ」とよばれる陶酔状態に陥ります。
この快感が、人を「また走りたい」という気持ちにされるのです。
パチンコの場合でもそうですが、実はパチンコをしている時の
脳内物質の変化を調べて習慣化のメカニズムを解明する実験をしたんです。
その結果、実は、大当たりすると「ほっとする」「安心する」といった「安堵」の
快感をもたらすβ-エンドルフィンの分泌量が増加したんですが、
その増加量がパチンコをよくする人ほど多かったんです。
大当たりすると、しばらくは興奮状態が続きそうですが違っていました。
リーチがかかると大当たりを予期して興奮し、心拍数も上がります。
そして、期待通り大当たりすれば、β-エンドルフィンの分泌量が増し。
鎮静効果となって「良かった」と思い「ほっとする」わけです。
パチンコで家を建てた人がいます。
宝くじで住宅ローンを払った人もいます。
そしてパチンコやかけ事にお金を費やし
住宅ローンを払えないという人も知っています。
人の好奇心にブレーキをかけるのは難しいです。